あたりまえ?の毎日(by山本飛鳥)

旧「山本飛鳥の“頑張れコリドラス”」を持って引っ越してきました。

読書

「田久保」つながり

8月の初めころ、めずらしく本を1冊読んだが、それが佐藤愛子の「90歳。何がめでたい」だった。この中の「妄想作家」というエッセイに「田久保」という苗字がでてきてびっくりした。 今、伊東市の田久保真紀市長が、ニセモノの卒業証書をチラ見せしたのだ…

佐藤愛子の著書を買う

本日は、久々にブックオフに行ってきました。佐藤愛子の「90歳。何がめでたい」を買おうと思ったのです。 前回ブックオフに行ったのは、もうコロナ前くらいの頃だったように思います。 当時は会員カードがあって、それにポイントが付与されるようになって…

富士山つながり

私は、ロマンスカーの中で文庫本を読んでいた。 真野は裏山へ景色を見に葉蔵を誘った。 「とても景色がいいんですのよ。いまならきっと富士が見えます」 葉蔵はまっくろい羊毛の襟巻を首に纏い、真野は看護服のうえに松葉の模様のある羽織を着こみ、・・・ …

「猿ヶ島」

新潮文庫で、太宰治の「晩年」を買って読んでいる。これは、新潮文庫の文字が昔より大きくなったので、これなら読めるんじゃないかと思ったのだ。 最初は「晩年」という作品があると思っていたのだけど、そうではなくて短編集の題名ってことなのかな?それに…

昔の文庫本

先週末実家に行ったら、高校時代に読んだ本が本箱に入っていた。私が収納したものではなく、母が勝手に家じゅうの本を集めて本箱に入れていたので、姉の本などとめちゃくちゃに混じっているのだった。古い文庫本は、もう読むこともないので、整理しようかと…

文庫本をあきらめる

図書館から借りていた単行本と文庫本が、返却期限を過ぎてしまっていたので、昨日あわてて返しに行ってきました。2週間はアッと言う間に過ぎて、結局単行本のほうの3ページくらいしか読んでいません。とりあえず返さなければ・・・。 でもこれらは、もう一…

「K」(三木卓)を読んだ

実家からの帰りの電車で三木卓の「K」をやっと読み終えた。これは、図書館で借りている本なのだが、そういえば、前回帰省したときも持ち歩いていたわけで、1か月以上もこれを持っているということである。 つまり・・・本の貸し出し期間は2週間なのに、ど…

旅行ガイドブックについて

「東京の流儀」について書くのはいよいよこれでおしまいです。 最後は「ガイドブック」について書かれていました。福田和也氏は、日本の旅行ガイドブックは、飲食店や土産物のことばかり載っていて肝心な現地のことが紹介されていないと述べています。 これ…

「東京の流儀」読中感

本を読み始めても、だいたい途中で投げ出してしまう私ですが「東京の流儀」はもう少しで読み終わります。先週は帰省の行き帰りに電車の中でも読みました。ざっと読み飛ばしていたので、途中で思ったことも書かずに進みました。 そこで、全体的に感じたことを…

また繋がっちゃった(福田と米倉・米倉と泉・泉と石破)

福田和也氏の「東京の流儀」を読み進めています。最近読んだのは、氏が40才を超えて銀座の「米倉」という理髪店を始めて利用したという話です。この米倉という床屋さんは、有名な一流の床屋さんらしく、なかなか、そんじょそこらの人間ではお客になれない…

蕎麦屋について

福田和也氏が「東京の流儀」でそば屋について書いています。(「心伸びやかになる蕎麦屋」)ここで出てきたのが、「神田のやぶ」「室町の砂場」「銀座のよし田」です。私はどれも行ったことがありません。ウェブ検索してみたところ「神田のやぶ」が、なかな…

衝動買い「広域思考」

今朝、you tubeを開いたらスーツさんの所沢駅の動画があったので見てみた。その中でスーツさんやがみさんなど4人が執筆した「広域思考」という本が最近出版されたことが宣伝されていた。行動範囲を広げるといいことがあるよ、という内容らしい。 ちょっと読…

「あれから」を読んだ

昨日、矢口敦子という人の「あれから」という小説を読みました。 これは、図書館に本を返しに行って、超速で代わりに借りて来た物です。現代小説の棚の中に「あれから」という題名を見つけたのですが、それはまさしく夏目漱石の「それから」を連想したからで…

「変容」を読み終えた

長らく読みかけになっていた伊藤整の小説「変容」を今夜やっと読み終えた。 これは、だいたい月に1度、帰省するときに電車の中で読んでいたので、もう何か月も経ってしまった。 今回は、帰省するときに本を持って行かなかった。近々、広島方面に旅行に行こ…

ねむ~い

今夜も夜11時にして眠くなってきた。実は9時ごろから眠いのだ。今朝は暑くて6時に起きてしまった。今はそれほど暑くなく、エアコンを送風にしている。相変わらず、何も実行に移せずに時間だけが過ぎていく毎日だ。 まだ8月の出費のまとめもしていないし…

伊藤整に関する関心

私は、自分が10代の頃に好きな作家だと思った伊藤整のことを、自分が生きているうちにもっとちゃんと知っておきたいと、この頃思うようになった。 それで、今年は伊藤整の小説を順に読んで行こうと思ったのだが、老眼がひどくて文庫本の小さい文字を読むこ…

小平霊園・伊藤整の墓

そういえば、本日は自分にとっては重要な出来事がありました。小平あじさい公園を見たあと、小平駅の反対側のすぐ近くに、小平霊園があったことを思い出したのです。そこには、伊藤整の墓があるとのことで、急遽思い立って見に行ってきました。 伊藤整のお墓…

伊藤整のこと

1か月ほど前に、伊藤整の「若い詩人の肖像」をアマゾンで注文し、ぼちぼち読んでいる。この作品は、私が高校の頃に読んだもので、かなり影響を受けたものだ。それをもう一度読み直す気になったのは、以前にも書いたのだが、昨年10月に小樽に旅行に行って…

「あの日に帰りたい 駐在日記」(小路幸也)を読んだ

ゴールデンウィーク中に小路幸也と言う人の「あの日に帰りたい 駐在日記」という小説を読みました。 これは、図書館の閉館間際にあわてて借りてきたもので、目の前にある本を適当に選んできたものです。 題名に興味を持ったからこれになったのでしょう。 神…

高校時代の記憶

この頃、年を取ったせいか、昔のことを思い出す。 最近は、たまたま図書館で「巴里に死す」を見つけて読み始めたのだが、もしかしたらそれがきっかけかもしれない。 東京に越してきてから住んでいた家のそばに、天理教のお寺があった。(あれはお寺というの…

高校時代の思い出

私の人生のうち、一番楽しかった学校生活は高校だった。高校では、演劇部にいた。演劇部で親友もできた。演劇があったから高校が楽しかったのだろう。 演劇は総合芸術である。高校生のころ文学にも目覚めた。その当時は読書もよくした。 演劇部の顧問は、大…

漱石山房記念館

本日は、早稲田にある「漱石山房記念館」に行ってきました。 この記念館の存在を知ったのは、なんと、昨日だったのです。 東村山ふるさと歴史館の中で、偶然パンフレットを見つけたのでした。 そこに、この記念館で「夏目家の人びと、漱石の家族」というテー…

藤原正彦

何週間も前から藤原正彦氏の「知れば知るほど」というエッセイ集を読んでいる。 読めばそれなりに面白いのだが、個々のエッセイを読んでは止まっているため、なかなか最後まで読み終えない。図書館の返却期限が過ぎているので、早く読まねば。 全部読んだら…

96才の大学生(歌川豊國)

「96歳の大学生」という本を読みました。 著者の歌川豊國という人は、明治36(1903)年2月3日生まれで、尋常小学校しか出ていなかったですが、93歳のときに高校に入り、卒業して、96歳で近畿大学に入学したということです。 この本は、大学生にな…

「心臓突然死からの生還」(高松健)

「心臓突然死からの生還~アメリカで受けた手術体験~」(高松健)という本を読みました。 実は、昼間から、この本について書こうと奮闘しているのですが、詳細を書いていると非常に大変で、これはもううまくまとまらないからかやめておこうという結論に至り…

「獄中で聴いたイエスタディ」(瀧島祐介)

昨日この本の読書感想文を途中まで書いたのだけど、挫折しました。 色々書こうとすると、細部を再確認しなくちゃいけなくなり、難しいことに気づいたのです。 例えば、この瀧島祐介という著者は、犯罪を犯して警視庁に留置されていたときに、大麻所持で逮捕…

「辞めたいと思っているあなたへ」(木村盛世)

木村盛世さんというのは、テレビに時々出てくる感染症の専門家です。元厚生省の人で空港の検疫官などもしてきました。 この人は、初めて見たときに、「ずばっと意見を言っていて、態度がでかい人だな」と思ったことがあるのですが、夫が言うには「意外に正し…

図書館へ

1か月近くも返却を延滞している図書館の本を返しに行くことにした。 2冊のうちの1つは1日で読み終えたが、もう1冊が半分くらいで止まったままなのだったのだ。これをなんとか読み終えてから返そうと思っていたが、どうにも後半が進まなくなった。 この…

「岡野薫子」さんの著書

今、「この世は一度きり」という本を読んでいる最中である。 この頃、自分が還暦を過ぎてから、余生について考えることが多くなった。 特に、実家の母が89歳になり、もうすぐ90歳になろうとしていることからも、人の寿命ということをよく考えるようにな…

「淳 jun 」(土師守)の読後感

土曜日に図書館から借りて来た本を、日曜に読み終えました。 これは、1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の被害者「淳君」のお父さんの手記です。 この事件は、当時日本中を震撼させ、誰もが知っている事件ですが、私は自分の子供が同年代ということも…