昨日、総合病院の腎臓内科に行ってきました。かかりつけの泌尿器科クリニックから紹介状を出してもらいました。自分で勝手に行くと初診料が7700円もかかってしまうのですが、紹介状があればかかりません。
私の腎臓は血清クレアチニンが高く、それから算出すると腎臓機能を示すeGFRが50%未満になってしまっています。それで健康診断では毎回「あなたは慢性腎臓病かも?」という忠告が出ていました。
また昨年末からは、尿鮮血が続いています。これは両側の腎臓の数個の結石が原因であると推測され、腎結石の対応は泌尿器科でやっています。超音波や細胞診の定期検査結果によれば、膀胱がんではないようです。
しかし、腎結石以外に出血の原因がないかどうか、例えばIgA腎症などの疑いも晴らすために総合病院に行ってみることにしました。
総合病院は、昔はよく通っていた病院ですが、もう20年以上も行っていませんでした。近年建て替えられて最新的な設備になり、目を見張るようなシステムときれいな設計になっていました。
過去にはごった返していた待合室や会計なども、予約制と電子化により、ほとんど待つ人はおらず、どんどん進んでいきました。
受付を済ませて、待合室の前に到着した瞬間に番号を呼ばれました。受付で渡した物体の紹介状は、はるか離れた別棟の外来診察室のパソコン画面の中に既に入っているのでした。これはすごい効率が良いです。
そういえば、昔はそれを運ぶ病院のスタッフさんが居たと思います。また、別の病院では天井にレールのようなものがあり、カルテなどを入れた書類がモノレールのように移動していたところもありました。それを見て、人間が運ばなくていいんだ、と驚いたりした時代があったのですが、今では瞬間移動です。
呼び出しも人間ではなく、アナウンスと電光掲示板に表示される受付番号を見て診察室に入って行くのでした。スタッフの人も看護師さんもいませんでした。
初診を終えると検査室へ。私の場合、クレアチニンが正常値より高いのは10年以上も前からで、ずっと横ばいです。なので特に問題はないようです。クレアチニンから算出したeGFRはあまりあてにならないそうです。シスタチンCから算出したeGFRも望ましい数値よりは少し低めですが、70%前後はあるので問題ないとのこと。
でも、せっかくなので念のため、腎臓に関して詳しいことがわかる血液と尿の検査をしてもらうことになり、検査室へ行きました。
検査室はまるで銀行の窓口のようでした。受付番号のバーコードをセルフレジみたいなところで読みとらせると、尿検査のための紙コップが自動販売機みたいに出てきました。コップには番号と名前が印字されていました。
採血のための窓口は6個くらいあり、その前のソファーで待っていると銀行のように窓口ごとの電光顕示版に番号が点灯しアナウンスが流れるので、そちらへ進みます。
ここで血液を採ったのですが、いまだかつてない数の容器でした。血管に取り付けられた細い管から、次々にその容器が取り換えられ採取されていきます。普段はせいぜい3本くらいだと思うのですが、10本くらいありました。
確かに先生が、検査はとても多いので驚かないでくださいね、と言っていたのですが、このことかと思った次第です。
その後、採尿しましたが、その尿のカップを置く場所も、所定の器具(装置)に置くとセンサーがそれを察知し、自動的に回転して検査室の中に移動していきました。
通常では、尿カップを置いてドアを閉めると内側から検査室の人が取る仕組みのところが多いですが、この装置も最新式です。
素晴らしいシステムですが、停電やシステム障害になった場合は、かなりの混乱が起きそうですね。停電は大病院なので自家発電などをしているにちがいありませんが、システム障害が起きた場合は、それをおぎなうだけのスタッフは全然いないと思います。設備には相当な経費が掛かったと思いますが、人件費はかなり減っているのではないでしょうか。
その後、会計窓口で受付番号の書類を手渡すと、自動精算機での支払いになりました。それも5分もかからずに番号が表示されました。
金額をみると、なんと12900円もしていました。
血液検査と尿検査だけで、この値段?! びっくりです。
手持ちの現金が足りないじゃないですか。
まあ、支払いがクレジットカード可能であることを知っていて現金を用意していなかったのもありますが、それにしても1万円を超えるとは思いませんでした。
ちなみにこれは検査内容に見合った妥当な金額のようです。
それにしても、この臨時出費、苦しい~~。
ところで、先ほども書いた通り、先生のお話では、おそらく腎臓機能は問題無さそうとのこと。また腎結石は、自覚症状がない人は経過観察が普通の対応で、一生腎臓にとどまっていて、尿路に下りてこないまま、特に支障のない人も多いそうです。
それを聞いてちょっと気が楽になりました。