やらなきゃならないことはたくさんあるのに、どうも集中できません。
「話を聞かない男、地図が読めない女」は、ぼちぼち読み進んでいますが、そればかり読んでいたら飽きてきました。結局、ホルモンや脳内物質で能力や特性が決まるのであれば、どんなに頑張っても自分の短所が伸ばせるわけもなく、しょうがないなあ~などと思ってしまいました。
気晴らしに、中断して、別の本を読もうかと思い、昔流行った「マディソン郡の橋」(これもブックオフで100円)を読み始めたものの、内容は悪くはないんですが、やっぱり熱中できない。
図書館で借りた玉村豊男氏のエッセイ。2008年の内容は2008年のもので、2011年のものではない。その時はそうだったよねという感覚で読むしかないか。そんなにも速く社会現象は進んでしまう、ということだ。
私は何になら、夢中になれるんだろうか・・・
車の運転をしないとそわそわしてくるけど、考えたら今日は土曜日ですね。土曜は結構道路混んでます。積雪はほとんど無いようだけど、雪は降ったりやんだり。天気もいいとはいえません。
ドライブに行く時は、家事を済ませてからと決めているのですが、台所には洗ってない食器などもあるし、もちろん洗濯も掃除もしていないので、それらをしてからドライブに行く、という気力はない。
それで、今日は、読書三昧にしようと決めたんだけど、どうもダメです。
さっき、実家の母から電話がきました。伊豆地方でも雪が降ってきたそうです。めずらしいです。母も外を眺めるくらいしかすることがなく、電話をかけてきたようです。それで、いろいろ話をしていたのですが、母が子どものころは、雨水をためた水で洗濯をしていたそうです。マキで火を燃してお湯を沸かしたそうですが、マキ自体、山に行って木を切り、割って、冬のうちにたくさん作っておいたのだとか。手で絞った洗濯物は、脱水機で脱水したのと違って全然乾かないし、昔の人はすごく大変だったのですね。だから、きっと退屈なんかしている暇はなかったに違いありません。
それに、暖房も無くて、隙間だらけの家で、火鉢や練炭を使っていたそうです。今は、全部機械にまかせとけば洗濯も終わっちゃうし、家の中はあったかいし、何にもしないでいいんだから、楽なものです。
そんなわけで、現代人はせっかくのその空いた時間を、有意義に使えばいいのですが、退屈して終わってるっていうのも、問題だな~。
「有意義に使う」ってのは、別に勉強や仕事じゃなくて、自分の好きな娯楽でもいいと思うんですよ。なんでも自分が楽しいと思うことをすればいいんですよね。
ところが、自分がしたいことがことがわからないし、打ち込みたいこともないというのが、私の現状です。
今の人間、こういうことが「ウツ病」の原因の1つなのかな。
会社で仕事をしていると退屈しないでいいから、そういう苦痛はないんですよね。
なんか、つまらない人間だよね。仕事人間かなあ。