あたりまえ?の毎日(by山本飛鳥)

旧「山本飛鳥の“頑張れコリドラス”」を持って引っ越してきました。

靖国神社

先週、竹橋の国立近代美術館に行ったあと、工芸館も見に行き、それから千鳥ヶ淵のほうに歩いていった。そして、どこか近くに駅はないかと調べたところ、結局「九段下」が1番近いことがわかり、そちらに向かって歩いていた。

すると、ものすごい大きな鳥居が見えてきた。


何だろうと思ったら、靖国神社だった。

実は私は、靖国神社がどこにあるのか知らなかったのだ。

新宿のほうに靖国通りというのがあるので、そっちのほうかと思っていた。



ということは、これが、靖国通りらしい。(鳥居のそばの歩道橋より見降ろす。)
つまり、新宿からここまで続いているわけなのだ。

日曜日で、車が全然いない。

このあたりは、日の丸がたくさんある。
これは、1月だからなのか、それとも1年中あるんだろうか?



鳥居の正面に立ってみた。
坂を上って行くと参道が続いている。

しかし、私は行かない。

普通の神社だったら、通りかかったついでに見物して行ったに違いないけど、靖国神社には抵抗がある。

1度は行ってみようと思っていたが、こんな新年早々、偶然通りすがりに寄るという気はしないのである。
また、初詣の神社じゃない気がする。

軍国主義的な感じが払しょくできないのだ。

千鳥ヶ淵の前も歩いてきたけど、つまりそこも「霊園」だと思うので、入ってはみなかった。

靖国神社には、若い人たちがどんどん入って行った。初詣なのだろうか。むしろ若い人のほうが抵抗がないのかもしれない。



第二次世界大戦の印象が強いけれど、もともと、そのためにできた神社ではなかった。
150年と書いてある。

でも、学徒出陣のときに、ここにたくさんの学生が集合して、戦死したら英霊はここに戻ると誓ったりしたのでしょう。あまりにも怖すぎる。

心構えも無く、見物なんてできないよ。

靖国神社は、やはり皇居の近くにあったのだなと、その位置関係を感じる。

とにかく、靖国神社の場所を意図せずに知ってしまったので、いつか見学に行こうと思った。



帰り際にもう一度振り返ってみた。
巨大な鳥居。