相変わらず写真の編集をしているのだが、ここにきて「まとまらない年」というのがあることを知った。
それは、単に写真の撮り方がおかしかったのかもしれない。
要するに、良い写真がないのだろう。
支離滅裂な写真の集合。
これをどうやってすっきりと編集すればよいのか。
目玉がない。
その1年を、写真を並べて振り返る。
ペットのウサギが亡くなった年。
その後、初孫が生まれた年。
そうすると、前半は、ウサギの具合が悪くて、通院などを繰り返していて、その治療中に、動物病院の近くを散歩したりしていた。
そこが昔、夫が住んでいた町であり、大昔勤めていた会社や、大昔通っていた学校なんかがあって、写真を少し撮ってきた。
でも、その散歩のすべてが、ウサギの病気の思い出と重なってしまうのだった。
その頃に、自分が腸の内視鏡検査をやって、前夜の特別な食事セットを写真に写したりしている。
娘と神代植物園に行き、ゲゲゲの鬼太郎のお店に行ったりしているけど、バラ園で写っている娘の顔がものすごく不機嫌である。
その年のある日、真昼間に、あたりが急に真っ暗になった日があったのだが、それが「煙霧」というものだった。そんな写真もある。
視界が数十メートルしかなく、茶色い世界だ。
それから、近所の小さな川が、大雨でついに氾濫した。
後半は、孫が生まれて、めでたかったのだろうけど、孫のところに行ったりした写真はあるが、これは室内写真ばかり。
この年は、写真映えしない年かな。
かわいがっていたウサギの晩年の姿が何回か登場。
もっとさかのぼれば、楽しい思い出になるかもしれない。