4時に会社を出ると、外はかなり明るいです。まだまだ昼間です。
そんな中で、ふと会社のすぐ近くに喫茶店があることを発見しました。
その喫茶店、3年間も通っていたのにそこにあったことにも気がついていなかったんです。
営業してるんだかしてないんだか?という感じですが、やっていないわけでもなさそうであり、しかし、お客さんがいるとも思えない雰囲気でした。
喫茶店ならば軽食もやっているんだから、お昼を食べようと思えば食べられないこともないはずですが、どうしたって誰もそこに入ろうとはしないだろうと思えます。
会社員のみならず、通りすがりの人がコーヒーでも飲んでいこうか、とも思わないような雰囲気でした。普通の一戸建ての建物で、1階が喫茶店、2階は普通の住まいのようになっていました。その通りは、不動産屋や八百屋や、他の食べ物屋や中小企業の事務所などがありますが、どれもぱっとしない店ではあります。その喫茶店も、昔ながらの近所の常連のような人だけが利用しているのかもしれません。べつに売り上げなんかなくてもいいのかもしれません。
その喫茶店を見て思い出しだのですが、昔OLをしていたころ、会社帰りに社交ダンス数回限りの基礎コースを習いに行ったことがあり、それに行く前に夕飯を食べようとしたことがありました。
しかし、その会場のそばは廃れた雰囲気で、夕飯が食べられそうな店がなかなかみつからないのです。
1人で食べ物屋に入るという経験もほとんどなかったので、心細かったのですが、外にグラタンやスパゲッティーのメニューが出ている喫茶店のような小さな店をみつけ、思い切ってそこに入りました。間口が狭く縦長で、でも3~4組くらい4人がけのテーブルとソファーがあったと思います。お客さんは誰もいませんでした。
そこで、グラタンを注文したら、ないとの返事でした。それでスパゲッティーを注文しましたがそれもないとのことでした。ピラフを注文してもありませんでした。それなら何があるのかと聞くとサンドイッチならあるとのことで、しかたなく食べたくもないサンドイッチを食べました。そのサンドイッチさえ、何か仕方なく作ったという感じでした。
そのお店、今になって考えると、スナックっていうものなんでしょうか。本当はもっと遅い時間にやっていて、軽いつまみや飲み物やお酒なんかが出るのかな、と思います。
でも、カウンターがあるわけでもないし、カラオケ装置があるわけでもないので、なんだかやっぱりわけのわかんない店でした。外にメニューを出しておいて、それがないっていうのはどういうことなんだろう。
営業しているのに、お客さんには来てもらいたくない。一応店は開けてるけどこんな時間には客は来ないはずだって思ってる。気心の知れた近所の常連さんだけが決まった時間に来て、今日は何があるの?というふうな感じなんでしょうか。最初はちゃんとやってたけど、お客さんが来ないから、そのうち食材も用意しなくなっちゃったのかな。
その当時は、そういうものを嗅ぎわけることができなかったんですね。いや、ちょっと変だな~とは感じたんだけど、招かざる客っていうか、KY客だったんだな~。
結局、その店は、私が食べて出るまで、他のお客さんも誰も来なかったですね。
今の私がもしその店に入ったとしたら、「こちらは、食べものを出す店じゃなかったの?外にメニューがあったんで食べられると思って入ったんですが・・そうなんですか、それじゃあいいです。」と言って出てくるだろうと思います。
なんか、間が悪いな~と思いつつ、食べてお金払って出てきたな~
居心地悪い店だったな~
ま、今日発見した店もその部類って感じ。
間違いない。